通夜・葬儀のタブー
こんにちは。仏教普及会 釈です。気が付けばもう5月末。来月からは6月ですね。年を追うごとに時間が過ぎてゆくのが早くなります。皆さんが生活している中で大切な家族、友人や会社で仲良かった同僚などと、「大切な人」の体調が急変して他界するということは歳を重ねるにつれて起きやすいのが事実です。通夜・葬儀は結婚式や誕生日と比べると考える時間もなく突然くるものです。今回は通夜や葬儀で失礼にならないような服装・ふるまい・言葉遣いをテーマにお話していきます。

服装のタブー
- 喪服:喪服は黒色で、光沢のない素材を選ぶ
- 装飾:派手な装飾品や光沢のあるアクセサリーは避ける
- 革製品:動物の毛皮や皮革製品は、殺生を連想させるため避ける
- 小物の金具:カバンや靴、ベルトの金具が大きなものは避ける
ふるまいのタブー
- 静粛を破る:大声で話したり、笑ったりする行為は避ける
- 死因や経緯を尋ねる:遺族に不快な思いをさせないよう、死因や経緯を尋ねるのは避ける
- 香典に新札を使う:香典に新札を使うと、故人の死を待ち望んでいたかのように見られるため避ける
- 長居する:通夜や葬儀で、あまり長居をするのも避けるべきです
- 失敗談や暴露談:敗談や暴露談は、遺族を不快にさせる可能性があるため避けるべきです


言葉遣いのタブー
- 忌み言葉:「重ね重ね」「たびたび」「またまた」など、不幸が続くことを連想させる言葉を避ける
- 直接的な表現:「死去」「死亡」「亡くなる」など、死を直接連想させる言葉を避ける。代わりに「ご逝去」などの表現を使う
- 不吉な言葉:「消える」「落ちる」「浮かばれない」など、不吉なイメージをもたせる言葉を避ける
- 重ね言葉:「ますます」「どんどん」など、不幸が重なるイメージを与える言葉を避ける
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