盂蘭盆会(お盆)の意外な事実
こんにちは。仏教普及会 釈です。大変暑い日が続いていますが、日傘やクーラーなど暑さ対策をして、体調にご留意下さい。さて、 7月も半ばに入り、もうすぐ8月ですね。8月といえばお盆。お盆は仏教用語で『盂蘭盆会』といいます。今回は盂蘭盆会についてお話させていただきます。

盂蘭盆会について
『盂蘭盆会』とは仏教用語でお盆のことをいいます。新暦・新盆では7月13日~16日、新暦・旧盆(月遅れ盆)では8月13日~16日になります。
「盂蘭盆会」はサンスクリット語で「ウランバーナ」、逆さ吊りを意味しており、飢餓道に落ちた者が受ける苦しみを表しています。
「飢餓道」という言葉は、仏教における六道の一つである「餓鬼道」を指す言葉です。餓鬼道とは、常に飢えと渇きに苦しむ亡者の世界のことです。生前の強欲や物惜しみの心が原因で、死後に餓鬼道に堕ちるとされています。
盂蘭盆会の過ごし方
1.精霊棚を飾る
仏壇とは別に精霊棚を飾り、ご先祖様のお迎えの準備をします。キュウリで作った迎え馬や、ナスで作った送り牛を供え、故人の好きだったものをお供えします。
2.迎え火を焚き、お墓参りをして、ご先祖様を迎えます。
3.法要。新盆の場合は丁寧に供養します。
4.食事
精進料理や、故人の好きだったものをお供えし、一緒に食事をします。
5.送り火を焚き、御霊をお送りします。


いかがでしたでしょうか?正式なお盆とは故人やご先祖様を大切にお迎えする大事な行事だということがわかりますね。実際に準備してい見ると親戚の集まりの準備をしている気がします。盆踊りやお祭りは実は供養だったのは驚きでした。調べてみて初めて知ることが多かったので、今年のお盆はいつものお盆とは違う心持でお迎えできそうです。
参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/お盆
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