完結葬、一般葬どっちが良いか?

仏教普及会の釈です。暑い日が続きますね。9月に入りましたが猛暑日も各地で続いています。台風が過ぎ去って少しづつではありますが秋が近づいているとはいえ、まだまだ猛暑が続きそうな様です。熱中超大作は十分ご留意下さい。さて、本日は「完結葬と一般葬どちらを選んだら良いか?」というお問合せを頂くことが良くございますのでそれについてのお話です。

一般葬が選ばれるケース

一番大切なのは、お亡くなりになられた故人やご家族がどのような葬儀(お葬式)を望まれているかということになります。

現在一般葬を選択するケースで多いのは、基本的には生前に会社やプライベートにおいても人づきあいが多く多くの人にお見送りをしてもらいたいとお考えの方が選択されます。

又、大都市よりは地方都市では先祖代々お付き合いのある菩提寺があるのでそちらにご相談して葬儀社もお付き合いのある所を使うのがこれまでの慣例となっているのでそのまま一般葬を選ばれる(その他の選択肢をあまり考えない)ということもあると思います。

一般葬は、お通夜・告別式を執り行いますので、参列者も多くそのための準備に時間がかかり、コストも高くなります。コストをかけるので柔軟な葬儀が可能です。

完結葬が選ばれるケース

一方完結葬が選ばれるケースは、費用をあまりかけずに少人数で葬儀を行いたいと考えられる方です。

確かに、完結葬は一般葬に比べ大幅に費用は安くお通夜や告別式を行わないので準備や時間もかからずに済みます。しかし勘違いをしないでいただきたいのが、「完結葬はお金がないからする葬儀のカタチではない」ということです。

「一般葬だから故人を大切にしている」とか「完結葬だから故人を疎かにしている」という区別はございません。費用をかければ良いという事ではなく、葬儀はその中身が大切だと言うことです。

完結葬 今後さらに需要が高まりそうな葬儀のカタチ

完結葬は直葬式の簡易さを残すことでご遺族の負担を費用面及び精神的な面両面から解放し、その一方で葬儀の中身についても僧侶が式中の読経はもちろん特に法話を大切にしております。法話とは僧侶が仏教の教えについてを実際の体験や経験などのたとえを交えながら分かりやすくお話しすることです。

法話をお聞きいただくと皆さん大変喜んでいただけます。私のお話を聞いていただき、皆さんからのご質問にもお答えさせていただきます。当初は最低20分と定めておりましたが、私のお話をお聞きいただき、その感想をお伺いしたり、ご質問頂いたりとしておりますと毎回火葬の120分の時間が瞬く間に過ぎ去っていきます。

近年は、親子が離れて暮らすライフスタイルが増えてまいりました、又コロナなどの感染症の流行は、葬儀のカタチを変化させるきっかけとなったと言っても過言ではございません。そういった意味でも今後さらに完結葬への需要の高まりが予想されます。

核家族化やライフスタイルの変化で葬儀のカタチも変化

最近行った完結葬の事例ですと、仕事の関係でご家族で家族で移住されている方が完結葬をご利用された時のお話です。葬儀後私共の方で一周忌法要を済ませた旨のご連絡をさせていただいたところ大変お喜びになられまして、次回の法要はぜひ参加させていただきます。というご連絡も頂戴いたしました。

又、介護施設や養護施設で完結葬の葬儀のプランの内容を施設の運営者に伝えたところ、そのサービス内容にご興味を持たれ、もっと早くにこのサービスを知りたかったというお声もいただいております。

まだまだ、私共の情報発信が足りない部分があるのかなと痛感させられた思いでもあります。

葬儀・完結葬のご相談は一般社団法人仏教普及会へ

葬儀をどのような形にするかご検討の皆様や自分の将来の葬儀についてもあらかじめ考えておきたい方は、まずは仏教普及会へご相談ください。些細な事でも結構です。お気軽にご相談ください。

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