完結葬 — 豊中・大阪で広がる新しい葬儀スタイル
こんにちは。仏教普及会の釈です。浄土真宗の僧侶として、日々皆さまの心に寄り添いながら、「完結葬」や「墓じまい」、「遺品整理」など、現代の終活のお手伝いをさせていただいています。
最近、いろんな方からこんなお声をいただくことが増えました。
- 「完結葬をもっと早く知りたかった」
- 「内容を知っていたら、そちらにお願いしたのに」
そこで今回は、「完結葬」について、もっとわかりやすくお話ししてみようと思います。

「完結葬」ってどんな葬儀?
「完結葬」と聞くと、
「安くできる葬儀」や「身寄りがない人向け」
というイメージを持たれる方もいるようです。
でも実際には、必ず僧侶による読経や法話、法名授与が行われます。
つまり、単なる「遺体の処理」で終わるのではなく、きちんと心を込めた葬儀なんです。
今回は、この誤解を少しでも解くお手伝いになればと思い、お話しさせていただきます。
完結葬の流れ
具体的には、葬儀社がご遺体をお迎えし、斎場にて葬儀を執り行います。
その中で僧侶が法話を行い、質疑応答も含めると収骨までおよそ1時間半かかることもあります。
形式は簡素であっても、内容は充実し、参列者が心を寄せられる時間となっています。
葬儀後は僧侶がご遺骨を寺院に安置し、初七日から四十九日、盆・彼岸、一周忌・三回忌・七回忌まで、ご遺族の出欠に関わらず継続的に法要が営まれます。
七回忌を迎えた後は大谷本廟(京都市東山区にある 浄土真宗本願寺派(西本願寺)の納骨堂 のこと)に合祀し、その後の参拝も案内しています。


参列と満足度
「直葬だから身内だけで静かに」というイメージを持たれる方も多いですが、実際には参列が広がり、10名〜50名規模になることもあります。
僧侶の法話を通じて、亡き方の人生を振り返り、参列者同士が思いを共有する時間となるため、ご遺族・参列者の満足度はとても高いのが特徴です。
遠方からの参列事例
近隣の方々だけでなく、海外や遠方からの参列もあります。
例えば海外に住むご家族が一周忌や三回忌で帰国されたり、広島・富山などから節目のたびに訪れるケースも少なくありません。
また、高齢で来訪が難しい方は盆や彼岸にお供えを送るなど、さまざまな形でご供養に参加されています。
これにより、「身近なお寺に供養の拠点がある」という安心感を持つことができます。

完結葬って聞くと、「簡単で安い葬儀」というイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれません。
でも実際には、僧侶による法要を大切にして、心を込めて見送る葬儀なんです。
参列や供養を通して、ご家族やご縁のある方々が安心できるような仕組みがしっかり整っています。
最近は豊中や大阪でも、こうした完結葬を希望される方が増えてきています。
「自分や家族に合う葬儀ってどんな形だろう…」と少しでも気になることがあれば、どうぞ遠慮なくご相談くださいね。
安心して準備を進められるように、私たちがしっかりサポートいたします。
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