突然見つかった遺骨から考える「完結葬」と供養の大切さ ― 豊中・大阪より

こんにちは。仏教普及会 釈です。

朝晩は涼しくなり、秋の訪れを感じる季節になってきましたね。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

突然見つかった遺骨

今日、豊中市で後見人を務める司法書士さんから突然お電話がありました。

後見している高齢の女性が施設へ入居することになり、その生前整理を進めていたところ、なんとタンスの中から亡くなられたご主人の「遺骨」が出てきたというのです。

「どうしたらよいでしょうか?」とのご相談をいただき、すぐに供養と引き取りに伺いました。

豊中・大阪でも、このように“遺骨が残されたままになっているケース”は年々増えています。

供養ができなかった時間

もし、ご主人の葬儀が「完結葬」であれば、葬儀からその後の供養まで一貫して行え、遺骨が放置されることはなかったでしょう。

残念ながら供養できなかった時間は戻りません。そのことが惜しまれます。

増え続ける無縁仏の現状

現在、全国で約30万人の方に後見人がついています。大阪市では、毎年「3,000柱(はしら)」の遺骨が無縁仏となっています。

ここでいう「柱」とは、仏教用語で「遺骨を数える単位」です。つまり、3,000柱とは“3,000人分の遺骨”を指します。

全国規模では、その数はなんと「8万柱」、すなわち約8万人分もの遺骨が無縁仏として扱われているのです。


これは豊中・大阪に限らず、誰にでも起こり得る現実です。

豊中・大阪から広めたい「完結葬」

このような現状を踏まえると、「先取りの完結葬」でご自身の遺骨の行き場所を決めておくことが、とても大切だと感じます。

完結葬は、葬儀から納骨・供養までを一貫して行うことで、遺骨の行き場を失うことを防ぎます。

豊中・大阪でも、安心できる葬儀の形として広がりつつあります。


まとめ


突然の遺骨の発見は、残された人々に大きな負担と悲しみをもたらします。

しかし、今から「完結葬」を考え、準備しておくことで、供養が途切れることなく未来へとつながります。

豊中・大阪で葬儀や供養についてお悩みの方へ――

「自分の遺骨をどこに納め、どう供養してもらうのか」ぜひ一度、完結葬を通じて考えてみてはいかがでしょうか。

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