【遺品整理の地獄】家族に恨まれるモノ ワースト8(第8位〜第1位)
こんにちは。仏教普及会 釈です。浄土真宗の僧侶として、日々皆さまの心に寄り添いながら、「完結葬」や「墓じまい」「遺品整理」など、現代の終活のお手伝いをさせていただいております。
近年、「親が亡くなった後に残された遺品整理が原因で、子どもや孫が大変な苦労を背負う」というケースが増えています。本人は穏やかな最期を迎えたつもりでも、家族は多額の費用や労力に追い込まれることも。
今回は遺品整理で家族を地獄に突き落とす“危険なモノ”ワーストランキングと、その対策をご紹介します。
ぜひ最後まで読んで、ご自身やご家族を守るヒントにしてください。

第8位〜第6位 ― 思い出と骨董品の罠
第8位:趣味の作品・思い出の品
写真や手作りの作品など、個人にとっては宝物でも、残された家族からすると置き場所に困る「思い出の品」。
ダンボール何十箱分にもなると、心を込めて作られた作品であっても処分は大変。実際、40代男性はこう語ります。
「手作り作品は捨てにくいです。心を込めて作られたことを想像すると、ゴミ袋に入れる手が止まってしまうんです。」
罪悪感も伴い、人形やぬいぐるみ、油絵などは処分にさらに困ります。
第7位:大量の生活用品
洋服や食器など、一つ一つは大したことがなくても、家中に積み上がると分別・搬出・処分だけで膨大な時間と体力が必要です。
50代女性の体験談:
「残されて困るものはほぼ全てです。有料ゴミ袋も使うし、布団や食器を運ぶだけでヘトヘトでした。」
第6位:不明な骨董品・コレクション
価値が分からない骨董品やコレクション品は、鑑定に出す手間や金銭トラブルの原因になりがちです。
例えば父のトロフィーや盾など、家族にとってはゴミ同然でも、価値をめぐって争いになることもあります。
第5位〜第3位 ― 家族を苦しめる物理と情報
第5位:大型家具・家電
タンスや冷蔵庫などは、搬出や処分に費用も体力もかかります。
50代女性の体験談:
「昔の家具は本当に重くて、家族全員でも動かせませんでした。」
家電リサイクル法の対象品もあり、手間と費用が重なります。
第4位:デジタル品・各種契約
スマホやPCのデータ、ネット銀行、サブスク契約は、知らない間にお金が引き落とされ続けることがあります。
パスワードやIDの管理をしていないと、家族が大混乱に。
第3位:契約書・重要書類
紙の契約書、請求書、領収書、年金手帳、保険証券なども膨大な量になると整理は困難。
相続に必要な書類を見落とすと、後で大問題に発展することもあります。


第2位〜第1位 ― 命とお金を左右する最悪の遺品
第2位:ペット・植物
親が残したペットや愛情込めて育てた植物は、残された家族にとって大きな責任と負担に。
ペットを飼えない環境の家族は、急な引き取りで困ることもあります。植物も枯れてしまえばただの残骸。
第1位:空き家・お墓
空き家やお墓は、金銭的・精神的に最も負担が大きく、家族が長年悩むことになります。
最悪の場合、家やお墓の管理や引き継ぎで家族同士が揉めることも。
今回ご紹介した遺品整理の注意点は、豊中や大阪で葬儀を行う際にも、とても参考になる内容です。思い出の品や家具、書類、ペットなど、どんなものでも家族に大きな負担をかけることがあります。
豊中・大阪で葬儀を控えている方や、将来の家族への負担を少しでも減らしたい方は、ぜひ仏教普及会のサポートを活用してみてください。仏教普及会では、葬儀に関する情報提供や心の整理の手助けなど、家族に寄り添ったサービスを提供しています。
生前に少しずつ準備を進めることで、豊中・大阪のご家庭でも、家族が安心して故人を送り出すことができます。大切な家族に笑顔を残すために、仏教普及会と一緒に、葬儀後の負担をやさしく軽くする工夫を始めてみませんか。
参考:【死後家族に恨まれる】遺品として残してはいけないモノTOP8とその回避法https://www.youtube.com/watch?v=zE0CIe95f6w
一般社団法人 仏教普及会|大阪・関西完結葬のことなら090-9252-3917受付時間 :24時間対応 土日祝OK
お問い合わせ お気軽にお問合せください。