成道会とは?お釈迦さまが悟りを開いた日

皆さま、こんにちは。仏教普及会の釈です。
朝晩の冷え込みが深まり、冬の訪れを感じる季節となりました。年末に向けて慌ただしくなる頃ですが、心落ち着く時間を持つことも大切にしたいですね。

本日は、12月8日に迎える仏教の伝統行事「成道会(じょうどうえ)」について、やさしくご紹介していきたいと思います。

お釈迦さまが悟りを開いた尊い日

成道会とは、お釈迦さまが悟りを開かれた日を記念する法要です。
仏教を開いたお釈迦さまは、長い修行ののち、菩提樹の下で深い瞑想に入り、12月8日の明け方、ついに「この世の真理」を悟ったと伝えられています。

悟りとは、「生きることの苦しみの原因と、それを取り除く道を明らかにしたこと」。
この日をきっかけに、仏教の教えが世界へ広がっていきました。

そのため成道会は、仏教徒にとってとても大切な日であり、寺院では法要が行われ、静かにお釈迦さまの教えに思いを馳せる時間が持たれます。

成道会の日にできること・身近な実践

成道会は特別なことをしなくても、日々の生活の中で「心を整える時間」を持つことが大切です。
例えば…

静かに深呼吸をして心を整える
1日を振り返って感謝の気持ちを思い出す
誰かに優しい言葉をかける
自分をねぎらう時間をつくる

こうした小さな行いが、お釈迦さまの教えにつながる“実践”となります。
忙しい日常の中でも、成道会をきっかけに心を穏やかにする時間を持ってみませんか?

心を整えて迎える冬

年の瀬が近づくにつれ、何かと気ぜわしくなる時期ですが、こうした仏教行事に触れることで、少し心にゆとりが生まれます。
成道会が、皆さまの日々を穏やかに過ごすヒントとなれば幸いです。

一般社団法人 仏教普及会|大阪・関西完結葬のことなら090-9252-3917受付時間 :24時間対応 土日祝OK

お問い合わせ お気軽にお問合せください。