【閲覧注意】孤独死された方の遺品整理をしました
こんにちは。仏教普及会 釈です。先日、仏教普及会の取次店である「なごみ完結葬」が孤独死されて20日間発見されなかった方の遺品整理を致しました。本日はこの暑い日に行われたその遺品整理の実情をお話したいと思います。

日本の現状
現在日本では600万を超える独居老人がいます。そしてその数は今後も増加傾向にあります。
独居老人が抱える問題点はさまざまにありますが、生活面においては十分な収入がない場合、経済的な困窮に陥りやすく、健康面では孤立や運動不足から心身の健康を損なうリスクが高くなり、認知症やうつ病になりやすいなどがあります。
ですが、少子高齢化や未婚率・離婚率の上昇、寿命が延びたことにより配偶者との死別後、子供と同居しない方が増え、今後も増加の一途を辿るのは必至です。
目を覆いたくなりような真夏の現場
今回は遺品整理をさせて頂いた方は亡くなられてから20日間発見されませんでした。暑い季節のご遺体は気温と湿度が高い環境で遺体の腐敗が進行しやすく、3日で液体化し、ドロドロになります。直ぐにウジが生まれ、ウジと蝿がいっぱいになり、目を覆いたくなるような状態になります。
言葉にするだけでもつらいのですが、これが夏の孤独死の現場の実情です。これ以上現状を書くのは控えさせていただきますが、それぐらい筆舌に尽くしがたい状態になることをお知りおきください。


早期発見の理由
孤独死の早期発見には何が必要なのでしょうか?社会とのつながりを保ち、早期発見の仕組みを整えることが重要です。具体的には、地域活動への参加、見守りサービスの利用、家族や友人との密な連絡、健康的な生活習慣の実践などが有効です。
仏教普及会では『先取完結葬』という生前に自ら自分の葬儀について、完結葬を申し込むことができます。仏教普及会では多くの新聞販売所に取次店や代理店になっていただいており、新聞配達と共に見守りの一環を担っています。熱中症で室内で倒れられていた方を発見したこともあり、入院はされましたが一命を取り留めることができました。
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